タグボート船員の食事作り 賄い事情(なぜ賄いを作るか)

 おはようございます!船太郎です!ここではタグボート船員の賄い事情について書いていきたいと思います!

 

funetaro.hatenablog.com

 上記のタグボート1日の流れの記事で書きましたが、

 タグボートに就職した方に真っ先に襲い掛かる試練です!もちろん賄い作りがない会社もあります。しかし今でも船員による賄い作りを続けている会社も多いです。

もちろん作るのは一番若手の社員です。新人の場合は最初の1ヶ月位は先輩が手伝ってくれますが、それ以降は基本的には手伝ってはくれません。 これは決して意地悪で手伝わないのではなく、なるべく早く1人で作れるようにする為の修行です。 少人数で運航するタグボートでは1人で作れないと作業になりません。 

 

、、いやいや!!笑 自分達、料理人じゃないんですけど!!笑

学校で料理なんて習わないし、料理作るために船員になったんじゃない!!

   ↑ ↑ ↑

 上記のセリフは若手のタグボート船員が全員思う事です!!笑

正直な所、タグボートは普通の船員と違って基本的には港にいます。

つまり、コンビニとかスーパーで普通に弁当が買えます。

何でそれでは、ダメなの??という疑問が湧いていると思います。

 理由は、、、

 建前上は、予算の都合です。

船員は食費1人当たり1日1300円とか決まっているので、毎回弁当だと高くつくと言う理由です。

しかし、実際の所、冷凍食品とかいくらでも安く済ます事は出来ますよね?

 本当の理由は、、

  実際の所、会社は冷凍食品でも良いと言っている事も多いです。

しかし、現場の人間が反対するのです。

やはり、伝統を守りたい古株の方が多いのです。

作った方が美味しい! 自分達も若い頃作っていたんだから作れ!
何かあった時に作れるスキルがないとダメだ!

どうしても、伝統を変えて行くのは大変です。

上記の理由があるので、

 最初は、賄い作りを覚えていくしかないです。

新人のうちは会社のやり方に文句も言えませんので、、

 

次の記事では、賄いメニューの作り方について書いていきたいと思います。

ネガティブな記事が続いてしまうかもしれませんが、タグボート船員はお金を稼げて日帰りができる夢のある仕事です!!なので個人的にはオススメです。

だからこそ、ここではタグボート船員の現実を書いていきます!

本日も読んで頂きありがとうございました!